ひきこもごも

漢字にすると「悲喜交交」。ひらがなだとかわいらしいのに漢字だと重苦しい雰囲気を出しちゃう。でもそういうところがいいなぁと思ってます。

「THE MUSIC DAY」のジャニーズスーパーメドレーから目が離せなくなり、アイドルにハマる人の気持ちが少しだけ分かった話。

体調不良ゆえ、昼間からずーっとテレビつけっぱなしで何を見るでもなくダラダラ過ごしていたんだけど、「THE MUSIC DAY」という歌番組の企画であるジャニーズスーパーメドレーから目が離せなくなり、いつしかベッドから起き上がってしっかり最後まで見てしまった。
 
※ジャニーズスーパーメドレー
ジャニーズの各グループのメンバーをシャッフルして5〜6人ずつのグループを作り、他のメンバーの曲を歌うという企画
 
私は10代の頃から、ジャニーズをはじめとするアイドルというものにハマることなく30年近く生きてきた。

 

「私も昔は興味なかったのよー」と言いながら40、50歳になってアイドルにハマる人にもまったく同調できなかった。
でも、今日うっかりジャニーズメドレーを食い入るように見てしまったことで、少しだけその気持ちが理解できたような気がした。
 
そもそもなぜ今日の私はジャニーズメドレーに見入ってしまったのか。
TOKIOの長瀬くんがダンスをしてる違和感とか、久しぶりに聞いた硝子の少年とか、久しぶりに見るV6とか、最後に全員で歌った「LOVE YOU ONLY」とか、懐かしさのような感情が入り交じってなんだかテンション上がってしまったというのが一つ。
そして次から次へと出てくるのが、漏れなくイケメンであるという安心感が一つ。
 
この2つ目がポイントで、【イケメン】に対する感じ方が歳をとることで変化するんではないかと気付いた。
 
◆ステージ1
小中学生の頃=恋愛に興味を持ち出すけれど、まだ恋人ができるとかそんな具体的ではない頃。
恋愛の、憧れの対象としてジャニーズに、アイドルにハマる。(もちろん恋人になれるなどとは思っていないけど。)
 
◆ステージ2 
そしてそこから現実の恋愛を経験することで、アイドルという妄想から卒業してゆく。逢いたくて震えちゃうような現実の恋愛に忙しくてそれどころではなくなると言うこともできるかもしれない。
 
◆ステージ3
さらに時代は過ぎ、現実の足もとがぐらぐらするような恋愛も通り過ぎた頃、再びアイドルにハマるタイミングがくるのではないか。
現実で交わることのない綺麗な男の子たちに癒しを求めるような気持ち。 
そのときの状況が結婚して子供がいようが、独身でいようが。
 
私はいま、ステージ2と3の間にいるような気がするけど、今日はイケメン達を恋愛の対象としてではなく、母のような気持ちで見てしまっていた。

歳をとるってこういうことか。

そのうち年末年始のジャニーズライブに手を出してしまわないか不安である。

 
 
余談:
THE MUSIC DAYでのTUBE前田さんの歌声の安定感がはんぱなかった。
最近、生でも安心して聞ける歌手がいない気がする。

あー夏休み