ひきこもごも

漢字にすると「悲喜交交」。ひらがなだとかわいらしいのに漢字だと重苦しい雰囲気を出しちゃう。でもそういうところがいいなぁと思ってます。

「昭和ビアガーデン@グランドハイアット(六本木)」でホテルマンのサービスに酔いしれた

もうずいぶん涼しくなってしまったタイミングでビアガーデンの記事。

完全に時期を逃したのだけど、広義では「接客業」をしている身としては、ホテルマンのサービスに感激したので書かずにはいられなくって。

 

f:id:ychiku:20150901192617j:image

 

行ってきたのはコレ。

banquets.tokyo.grand.hyatt.co.jp

昭和の時代のビアガーデンを再現するというコンセプト。

 

おつまみも

  • 焼きそば
  • 枝豆
  • たこウィンナー
  • 春巻き
  • 唐揚げ
  • ハムカツ
  • しゅうまい
  • ポテトサラダ
  • スライスハム
  • 魚肉ソーセージ
  • ベビースターラーメン

というラインナップ。

 

ベビースターは袋のままw(笑ってしまって写真がピンボケ)

f:id:ychiku:20150901192505j:image

 

盛り付けはざっくばらんに紙皿。ホテル感はゼロw

f:id:ychiku:20150901192731j:image

f:id:ychiku:20150901192532j:image

f:id:ychiku:20150901192703j:image

 

 天井にはちょうちんがつるされてる。

f:id:ychiku:20150901192435j:image

ちゃーんと「昭和ビアガーデン」の文字が。

(マジックで書いたら使いまわせないじゃん…と貧乏くさいこと思ったのは内緒)

f:id:ychiku:20150901192647j:image

テーブルもビールケースの上に板が乗っているという簡易的な作り。

(ビアガーデンなのにサイダー飲んでてすみません)

f:id:ychiku:20150901192632j:image

そして店内のBGMはザ・昭和な選曲。(三十路の私が知らない曲ばかり…)

 

 

料理だけみると、「この内容で¥5,000は高いかなー?」なんて思ってしまうところだけど、そこはグランドハイアット

 

サービスが他のビアガーデンとは比べ物にならない。

私が感動したポイントは3つ。

 

まず、フロアでのサービス。

フロア面積の割りに店員(全員ホテルマン)が多い。

ゆえに「そろそろおかわり頼みたいなー」と思ったところにどこからともなく現れる。

だからといって、常に席の近くをうろうろされて不快だとは一度も思わなかった。

そして頼んだ飲み物が一瞬で出てくる。

安い飲み放題にありがちな、頼んだのに全然出てこないじゃねーか!と正反対。

 

次に、店員が全員とにかく感じがいい。どことなく清潔なのである。

制服はビアガーデンというテーマに合わせて男性も女性もアロハを着ているんだけど、その辺の居酒屋店員とは一線を画すオーラをまとっている。

特に女性。

アクセサリーや時計はつけているけど、とにかく好感度の高いアイテム。

(決して高価なブランド物ではないけど安っぽくもない時計だったり、小さなフープピアスだったり。)

あとは髪型も、アロハに合わせてラフ風にまとめているんだけど、顔にかかったりしないように計算されてた。

最近のアイドルにありがちな触覚ヘアーは誰一人いない。

 

最後はコミュ力(=会話力)。

店員さんの気配りがとにかく心地よかったので、飲み物を持ってきてくれた店員さんに片っ端から「普段はどこを担当してるんですか?」とか適当に話しかけるんだけど、揃いも揃って返しがうまい。

「○○です」だけで終わらせず、ちょっとこちらを楽しませる会話をしてくれる。

かといってずっと話し込んで、「いやちょっとそろそろ…」と思う一歩手前で引いてくれる。

このコミュ力あったらモテるやろなー!!!!という人ばっかりだった。

これは男性も、女性も。

 

ビアガーデンというとどうしても外で飲むという雰囲気だけ楽しんで、食事やお酒、サービスにはあまり期待しないという感覚があったけど、ここは違った。

昭和のビアガーデンというよりも、「大人のビアガーデン」という表現がしっくりくる。

 

ココまで宣伝しておいて…なのですが、実はもう会期は終わってしまっています。

が、秋は下記の企画でやってるみたいなのでホテルマンに酔いしれたい方は是非。

banquets.tokyo.grand.hyatt.co.jp