大掃除のついでに読書記録アプリを精査していたら、うっかり自分の心のやらかい場所に触れてしまい呆然としている間に2017年になっていた話
「大掃除」とタイトルにつけちゃったので、今更感がすごいんだけど、せっかく書きかけの文章が残っていたから、仕上げて公開することにした。
気分を変えるために読書記録用のアプリの見直しをしたときに起きた悲劇のお話。
◆本の記録は読書アプリで
今まであまりちゃんと本を読まずに生きてきてしまったんだけど、5年くらい前からひょんなことをきっかけに意識して本を読むように。といっても年間30冊程度なので、「読書が趣味です」とは到底いえないレベルなんだけど。
本を読むようになってから、読書記録をつけるためにWEBサービスを使っている。
2017年になって、読書が怠け気味になっていることもあり、使うサービスを変えようかなと、年末年始の大掃除ついでにアカウントの整理をした。
ちなみに私が今まで使ってきた読書記録アプリはこんな感じ。
2008年 メディアマーカー
WEBで読書管理を始めたのは、新卒で働き始めた2008年。
この頃はイマイチWEBに詳しくなかったので、身近な人が使っていたという理由だけでメディアマーカーを使っていた。
意識高いビジネス書を読んでいた頃。
勝間さんの本とか読んだなぁ…。
2011年 読書メーター
ちょっと読書習慣がだれてきたな…ということを理由に読書メーターに乗り換え。
この当時はスマホアプリがあって、それが使いやすかったからという理由。(現在はアプリの更新が止まっている気がする)
2017年 ブクログ(new)
今年になってまた同じ理由でブクログに移行しようとしている。
最近WEBに接するのはもっぱらスマホ(iPhone)からがメインになってきたので、アプリが使いやすいことも移行の理由。
でも実際に使ってみると、アプリからは「ステータス(読んでる、読了、積ん読など)」とか「読了日」が分かりづらいので、読書メーターかメディアマーカーに戻りたくなっている今日この頃。
こんな感じで、いろんなサービスを渡り歩いてしまったので、大掃除をかねて、WEBの本棚も整理するか…と思ってしまったのが悲劇の始まり。
◆悲劇は突然やってくる
大げさに書いてみたものの、文章にしてみればシンプルで、「過去の読書履歴に自分のコンプレックスが溢れすぎていて、そのむずがゆさを受け止めきれずに悶絶した」ということなんだけど。
たとえばどんな本があったかというと…
<生き方に悩んでいる系>
- かもの法則
- 自分と未来は変えられる
- 「脳にいいこと」だけをやりなさい!
- モチベーション3.0
<精神的に危ない系>
- 悩みを摘みとる言葉
- ニーチェの言葉
- 自助論
- どこまでやったらクビになるか
- ゆるすということ
- 営業と詐欺の間
- 困った人たちとの付き合い方
- 脳からストレスを消す技術 (サンマーク文庫)
- 仕事は5年でやめなさい。
<できるビジネスマンになりたい系>
- 人を動かす
- 7つの習慣 原則中心のリーダーシップ
- 一瞬で「やる気」がでる脳の作り方
- 現場マネジャーの仕事術―ソリューション営業
- 必ず最善の答えが見つかる クリエイティブ・チョイス
- ワンランク上の問題解決の技術《実践編》 視点を変える「ファンクショナル・アプローチ」のすすめ
- 世界No.2営業ウーマンの「売れる営業」に変わる本
- なぜ、できる人は朝コンビニに行くのか?~最新の科学でわかった!能率10倍アップの時間管理術~
- 「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!
<自分の可能性を見つけたい系>
- ありえない稼ぎ方
- NLP理論
- 日記ブログで夢をかなえる
- 小さな会社の逆転戦略 最強ブログ営業術
- 経済ってそういうことだったのか会議
- 「ツイッター」でビジネスが変わる! Twitter Power
- 凡才の集団は孤高の天才に勝る―「グループ・ジーニアス」が生み出すものすごいアイデア
<ライフハック系>
<お片づけ>
- 片付けられない女には戻らない
※分類はあくまでタイトルから判断した超主観なので、別にここにあげた本を批判したいわけじゃない。まったく。
でもね、なんともイタイ。
しかも今振り返ると、ほとんど内容を覚えてないのね。
小説なんかは別として、ノウハウ本は「どう使うか」という目的をハッキリさせて読まないと何も意味がないってこと。
ただ現状から逃げたい意識で読んだって、本はどこにも連れ出してはくれない。
まぁ何はともあれ、心のどこかに引っかかっていたアレコレが整理できて、今はスッキリしています。
◆おまけ
今年の前半に読んだ本と今読んでいる本の記録。
1月
『ザ・サークル』デイヴ・エガーズ
『「ストーカー」は何を考えているか』小早川明子
『間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに』ロマン優光
『1998年の宇多田ヒカル』宇野維正
2月
『トータル・リコール』フィリップ・K・ディック
『天使の囀り』貴志祐介
『ドルフィン・ソングを救え!』樋口毅宏
『さよなら小沢健二』樋口毅宏
『絶望名人カフカの人生論』
3月
『デザイン思考が世界を変える』ティム・ブラウン
4月
なし
5月
『リバース』湊かなえ
『かなわない』植木一子
『存在の耐えられない軽さ』ミラン・クンデラ
『正しい保健体育』みうらじゅん
『夜は短かし歩けよ乙女』森見登美彦
『ネットと愛国』安田浩一
いま読んでいるorこれから読もうかな
『ちぐはぐな身体―ファッションって何?』鷲田清一 ※再読
一体3〜4月に何があったのか。
私生活が充実していた、ということだといいんだけど、過ぎたことをすぐに忘れてしまう脳みそなので、その理由は迷宮入り。
なにはともあれ、今年も楽しく読書するぞ。